第2回 発売時期や価格、プリインアプリは?――Xperia GX/SX:Xperia GX/SXの“ここ”が知りたい
ドコモのスマートフォン「Xperia GX SO-04D」「Xperia SX SO-05D」を一問一答式でレビューする本コーナー。第2回では価格、SIMカード、バッテリー、通知ランプ、プリインアプリなどを調べた。
質問:発売はいつごろ?
5月16日の発表時点における発売予定時期は「Xperia GX SO-04D」が7月、「Xperia SX SO-05D」が8月と案内されているが、すでに7月下旬に差しかかっている現在、Xperia GXの発売日は案内されていない。ドコモは最近、発売の1週間〜10日ほど前に予約受付の開始日を発表しているが、Xperia GXについては予約の開始日も未発表。ドコモ広報部に問い合せたところ「現時点ではお伝えできないので、予約開始の発表をお待ちいただきたい」とのこと。すでに7月も残り8日なので、GXは8月上旬以降に発売がずれ込む可能性が高そうだ。
7/27 16:31追記
7月27日にドコモのXperia GX製品紹介サイト(外部リンク)を確認したところ、「2012年8月発売予定」と案内されている。Xperia SXと同じく8月以降の発売となるようだ。
質問:価格はどれくらい?
発売中のモデルを見ると、ドコモ夏モデルのハイエンド機の価格は一括で6万円台後半から7万円台となっている。ただしその分「月々サポート」の額も多く、端末価格から月々サポート24回分を引いた、いわゆる実質負担額は新規、機種変更ともに1万円台半ばに抑えられる。ドコモ広報部によると、Xperia GX/SXの実質負担額も1万円台半ばとなる予定。さらにXperia GX/SXはXiに対応しているので、ドコモの継続利用期間が10年以上で、Xiスマートフォンを機種変更・契約変更をしたユーザーを対象に実施している「ご愛顧10年 Xiスマホ割」の対象機種となり、月々サポートが24か月合計で最大1万80円増額される。
質問:SIMカードのサイズは?
Xperia GX/SXともにSIMカードはmicroSIMの「ドコモminiUIMカード」が採用されており、従来のFOMAカード(ドコモUIMカード)は使用できない。
質問:バッテリーは交換できる?
Xperia NXと「Xperia acro HD SO-03D」のバッテリーは端末に埋め込まれており交換できない仕様だったが、Xperia GX/SXのバッテリーは取り外しができる。バッテリー容量はXperia GXが1700mAh、Xperia SXが1500mAhだ。Xperia NXのバッテリー容量もGXと同じく1700mAhだったが、GXでは取り外し可能なタイプにしながら容量を維持しているのは評価できるポイントだ。また、NXでは非対応だったmicroSD/microSDHCはXperia GX/SXでは利用できる。
ちなみに、Xperia SXのバッテリーには「Xperia ray SO-03C」と同じ「BA700」が採用されている(参考記事)ので、rayから乗り替える人はバッテリーを使い回せる。そのためか、Xperia SXのバッテリーには従来どおり「Sony Ericsson」のロゴがある。一方、Xperia GXのバッテリーには「SONY」のロゴがあり、デザインも従来のシルバー系からブラック系に変更されている。Xperia GXではリアカバーを外した部分の筐体がブラックになっているため、統一感を持たるための措置と考えられる。
質問:通知ランプはどこにある?
電話の不在着信や新着メールなどを知らせてくれる通知ランプは、Xperia GX/SXどちらもディスプレイ右上に点滅する。点滅カラーやパターンを手動で変更する項目はなく、不在着信後やSMS受信後は青色、Gmailのメール受信後は緑色に点滅する。
質問:プリインストールアプリは?
試作機のプリインストールアプリ数を確認したところ、Xperia GXが70個、Xperia SXが69個だった。ドコモ端末ということもあり、ドコモ独自の電話、アドレス帳、メディアプレーヤー、地図アプリ、iコンシェル、iチャネル、災害用キット、エリアメール、スマートフォンあんしん遠隔サポートなどが含まれる。Timescape、WALKMAN、アルバム、ムービーなどはソニーモバイル独自アプリだ。また「Reader Store」や「Music Unlimited」用のアプリも新たにプリインストールされている。
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