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「iOS 6.0.1」提供開始――OTAでソフト更新できないiPhone 5の不具合などを解消
iOSの最新バージョン「iOS 6.0.1」が提供されている。iPhone 5とiPod touch(第5世代)にて、ワイヤレスでソフトウェアアップデートができない場合のある不具合などが解消される。
Appleが、iOSの最新バージョン「iOS 6.0.1」の配信を開始した。対象となるのはiPhone 5、iPhone 4S、iPhone 4、iPhone 3GS、iPad(第3世代)、iPad 2、iPod touch(第5世代)、iPod touch(第4世代)。
今回のアップデートにより、iPhone 5とiPod touch(第5世代)で、ソフトウェアをワイヤレス(OTA)でインストールできない場合がある不具合が解消される。今回iPhone 5とiPod touch(第5世代)をWi-Fi経由でアップデートする場合、この不具合が起きないよう、「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」から専用のアップデータをまずインストールする必要がある。その後、アップデータからiOS 6.0.1のダウンロードが可能になる。(OTA利用時の)更新ファイルの容量は69.9Mバイト。
iOS 6.0.1のそのほかのアップデート内容は以下のとおり。
- キーボード上に横線が表示される問題を解決。
- カメラフラッシュが消えなくなる問題を解決。
- 暗号化されたWPA2 Wi-Fiネットワークに接続しているときの、iPhone 5とiPod touch(第5世代)の信頼性が向上。
- iPhoneでモバイルデータ通信ネットワークを使用できなくなる問題を解決。
- 音楽クラウドサービス「iTunes Match」用に“モバイルデータ通信”スイッチを統合。
- パスコードロックを設定しているにもかかわらず、ロック画面からPassbookパスの詳細にアクセスできてしまう問題を解決。
- Exchange会議に影響する問題を解決。
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