ニュース
KDDI、災害救助法適用地域の契約者に10GBのデータ通信容量を追加 データチャージ料金も免除【更新】
熊本地震の被災者支援の一環として、KDDIが10GBのデータ容量を追加する措置を実施する。また、4月14日からこの措置を実施するまでの期間に購入したデータチャージ料金も免除する。いずれも一定条件を満たす契約者が対象で、順次自動適用される
KDDIは、熊本地震の被災者支援の一環として、au 4G LTE対応のスマートフォン・ケータイ・タブレットに10GBのデータ通信容量を追加する措置を実施する。また、この措置の対象者については、4月14日から措置実施までの間に購入した「データチャージ」の料金を請求しない。いずれの措置も申し込みは不要で、4月19日から20日にかけて順次自動的に適用する。
対象契約者
今回の措置の対象者は、災害救助法が適用された自治体(4月15日現在の対象地域【PDFファイル】)に契約住所または請求書送付先住所がある、以下のデータ定額サービス・料金プランの契約者。名称に「(V)」「(VK)」が付くVoLTE端末用定額サービス・料金プラン、「(L)」が付くLTE専用タブレット用料金プラン、「(i)」が付くiPad専用料金プランも対象となる。
- データ定額1〜13
- LTEフラット
- LTEフラット cp(f・2GB)
- LTEフラット cp(1GB)
- ジュニアスマートフォンプラン
- シニアプラン
- タブレットプラン ds(3年契約)
- タブレットプラン ds(2年契約)
- LTEフラット for Tab
- LTEフラット for Tab ds
4月22日追記
KDDIは4月22日、上記の10GB追加とデータチャージ料金の免除に加え、4月末までは通信速度制限を解除すると発表した。仮に追加された10GB分を使い切っても、速度制限を受けることなくauのデータ通信が利用できる。
関連記事
- 震災関連ニュース一覧
- 被災者の通信速度制限、ドコモも解除 4月末まで
災害救助法が適用されたユーザーが対象。手続きなどは不要で、既に通信制限がかかっている場合も順次解除する。 - ソフトバンク、熊本地震被災者の通信速度制限を4月30日まで解除【Y!mobileも】
ソフトバンクは、熊本地震で被災した同社ユーザーの通信速度制限を撤廃する。直近3日間で約1GB以上通信した人の速度制限も、準備が整い次第、撤廃する。福岡には係留気球無線中継システムによる臨時基地局を設置した。 - SSIDは「00000JAPAN」――携帯電話3社、熊本県などの公衆Wi-Fiスポットを無料開放
NTTドコモ・KDDI・ソフトバンクは、自社が運営する熊本県内の公衆無線LAN(Wi-Fi)スポットの無料開放を開始した。Wi-Fiサービスの契約の有無を問わず、SSID「00000JAPAN」に接続することで、手持ちのスマートフォン・タブレットやPCでインターネット通信ができる。 - 携帯各社、熊本地震の被災地支援を開始 支払期限の延期や修理代金の軽減など
ドコモ、au、ソフトバンクの3社は、災害救助法が適用された熊本地震の被災地向けに、各種支援策を開始した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.