分かりにくいけれど面白いモノたち
“圧縮機能”付きリュックにみる、防災グッズの新潮流 ポイントは「どうせ使うものなら」(3/5 ページ)
「最初からフェーズフリーを意識していたわけではなく、最近、大容量リュックが注目されているので、『大きめのリュックで何かできないか』という発想で企画が始まりました。工場の方に相談したところ、『圧縮機能を内蔵できそうだ』という話が出てきたんです。そこから発想を広げて、まずは大容量化を実現する一つのアイデアとして取り組むことにしました」と話すのは、開発を担当したエースMD本部の白石悠一郎さん。
「スーツケースを使わずに旅行したいこと、結構ありますよね。でも、リュックに入れるような圧縮袋って、下着くらいの小物しか入れないと思うんです。ダウンジャケットみたいな大きなものを圧縮しようとすると、結局は袋ごと大きくなってしまう。そうなると、『スーツケースじゃないと無理か』ってなるんですけど、そこをリュックで行けたらいいなと。そんなバッグがあったら、すごく便利だと思ったんです」と白石さん。
この「スペースオプト」より大きなダウンジャケットを圧縮部に入れてみる
実際、ダウンジャケットを圧縮部分に入れてみると、かなり薄くなるのだ。ただ畳んだだけだと「スペースオプト」本体より大きいのに、圧縮すれば十分、他の荷物も入れられる余裕ができる。しかも、エクスパンダブル機能もあるので、容量を更に増やすことができる。
もちろん、ダウンのような衣類など、圧縮できるものは限られるが、それでも、この容量アップはありがたい。かつて真冬のドイツに行く際に、バッグに入らないダウンは日本から着込んで行ったことを思い出した。
「これは、最初から考えていたわけではないのですが、圧縮機能を内蔵するということは、強力な防水スペースを内蔵することにもなったんです」と白石さん。確かに、圧縮袋は空気を抜くために、強力な密閉機能を持っている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
分かりにくいけれど面白いモノたち
ITから文房具まで幅広く活躍するベテランライター、納富廉邦さんが言語化しづらいけど面白いガジェットやサービスを分かりやすく解説します。
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
パナソニックHD子会社、使用禁止の生成AIに従業員約33万人分の個人情報をアップロード
-
2
AIに200万円渡してネットショップを1年運営させてみた──Alibabaの研究者らがシミュレーション 資産14倍の例も
-
3
PHP脆弱性でいち早くサービス停止したコドモン 背景に「被害が出てからでは取り消せない」
-
4
「Claude Mythos 5」、危害の兆候を顧みず実在の開発者を標的に──AnthropicとAISIが分析結果を公開
-
5
人に注射を打てる「サイボーグゴキブリ」の群れが、がれき下の被災者を救助? 実験成功率72%
-
6
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
7
PHPの「重大」脆弱性はAIが見つけた 「GPT-5.6 Solで発見」とOpenAI 「今後、AIによる脆弱性発見が急増」
-
8
1000万のWebサイトで「生きたAPIキー」が大量に“丸見え”状態? 大手銀行やインフラの鍵も 米スタンフォード大などが調査
-
9
「お名前.com」 のFX自動売買VPS、不正アクセスで金銭被害か 「600万円の損失」「55万円なくなった」……報告相次ぐ
-
10
高市総理、サイバーセキュリティの本を出していた しかも“PHP”から
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR