TSMC、熊本工場の製造装置「調整に時間」 建屋の安全は確認 第2工場は29日に工事再開

 半導体受託製造大手の台湾TSMCは7月29日、最大震度7を観測した「令和8年熊本地震」を受け、子会社JASMが熊本県菊陽町で運営する工場の現状を日本の公式Xアカウントで説明した。従業員全員の安全は確認したが、製造装置の調整には一定の時間がかかるという。

TSMCinJapan公式Xアカウントの投稿

 工場では水や電力の供給システムと安全システムが正常に稼働しており、原材料の供給にも問題は生じていない。ただ、製造装置は検査と並行して調整を進めているところで、地震の揺れが比較的かかるとみている。

 隣接地で建設中の第2工場は、工事現場への影響がなかったため、安全を確認した上で29日に工事を再開した。

 半導体関連の工場が集まる熊本県内では、他のメーカーの生産拠点にも影響が出ている。JASMと同じ菊陽町に工場を置くソニーグループなど複数のメーカーが、地震発生直後から生産を止めて被害状況の確認を進めている。

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