小寺信良のIT大作戦

スマートリングは日本でブレイクするか 高精度な睡眠モニターと分析の「Ultrahuman Ring AIR」を試す(2/4 ページ)

Ultrahuman Ring AIRでできること、できないこと

 スマートリングは量販店などでも取り扱いを開始しているところだが、スマートウォッチと違ってサイズがベルトで調整できるようなものではないので、サイズが問題になる。

 UltrahumanのECサイトで購入した場合は、まずはサイズを測るためのキットが送付され、それでサイズを確認したのち製品が送付されるという段取りになる。

まずはサイジングキットでリングのサイズと色を決める

 サイズ確認用のリングは、あまりゆるゆるでもなく、手を握ったときにきつくなく、他の指にも付け替え可能なサイズを選ぶ必要がある。例えば指を怪我したとか、かぶれたといった場合に他の指に付け替える必要があるからだ。

 指のサイズは時間帯によっても変わるので、Ultrahumanでは2晩ほどはめたままで問題ないか試してみることが推奨されている。どの指にはめるかという問題もあるが、筆者は人差し指を想定し、いざとなれば薬指にも付け替えられるサイズを選択した。

 またサイズキットにはカラーのサンプルも付属している。色味や質感が現物と同じように確認できるのはありがたい。今回は肌色に近く目立たないカラーとして、ローズゴールドを選択した。

 実際のリングは、指輪としてはやや厚みがある。センサーや基板、バッテリーが内蔵されているため、そこはしかたがないところだ。内径は1カ所だけ平たくなっている部分があり、そこにセンサーがある。この部分を手の平側になるように装着する。

内側の平たくなった部分にセンサーがある
実際に装着したところ

 充電は専用充電器で行う。ゼロからフル充電までは3時間かかるので、特にセンシングが必要のない時間帯に継ぎ足し充電を行っておくというスタイルになる。バッテリー寿命は4日〜6日となっているが、動作モードによって変わる。

充電用のクレードルが付属

 Ring AIRは装着するとすぐに計測が始まり、ある程度のデータは確認できる。正確な身体パターンを学習するためには、2週間のキャリブレーション期間が必要になる。本番は2週間後からというわけだ。

2週間程度のキャリブレーションが必要

 スマートリングで取得できるバイタルデータは、心拍数、皮膚温度、血中酸素濃度など、スマートウォッチが取得できるデータとそれほど違いがあるわけではない。それらを分析して、睡眠、運動、回復、ストレスといった要素へと整理していく。

取得されたデータを分析し、複数の要素にまとめられる

 スマートウォッチの場合はウォッチ自体にモーションセンサーやGPS受信機を搭載しており、移動スピードや移動距離などから運動の種類を推測して、自動的にトレーニングモードに移行するものが多い。

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