「洋服の青山」初の空調ウェア、自腹レビュー “きちんと感”なのに涼しい、よく考えられたデザインに驚いた(2/5 ページ)

内側。ファンを取り付ける穴の横に大きなポケットと配線をまとめる面ファスナーのタグがある。裾はひもで絞れるようになっている

 その他の特徴として、1)内側左右にモバイルバッテリーを入れるための大きなポケット、2)ポケットの横には配線をまとめる面ファスナー、3)裾はひもで絞れるようにして下へ空気を逃さない、4)前面はファスナーとスナップボタンで密封する構造になっていることが分かった。

 もう1つ重要なのが、首周りの構造だ。首の後ろにあたる襟は、左右2カ所が角ばっていて、その下(服の内側)にはボタンとそれを止めるタブがある。このボタンをとめると、襟と首の間に空間ができて、ファン稼働時に空気が上に抜けるようになる仕組みになっていた。なるほど、よく考えられている。

ボタンをとめると、襟と首の間に空間ができる

 付属のファンとバッテリーは「FZN 空調風神服」ブランドを展開するサンエスの製品で、風量は3段階。付属バッテリーの容量は1万mAhで、「強」モードなら約3時間半、「弱」モードなら最大約10時間の連続駆動が可能になっている。

 さっそくファンを取り付ける。まずファン本体からカバーをくるくる回して取り外し、カバーの方をウェアの外側から穴に押し込む。見栄えを考えて、ロゴマークの上下を気にしておきたい。

 次に内側からファン本体をくるくる回して装着。リモコン付きのケーブルをファンとバッテリーに接続し、余ったケーブルが裾の下から出ないように面ファスナーでとめれば完成だ。

内側からファン本体をくるくる回して装着

 バッテリーは電源ボタンと残量表示のあるタイプ。ボタンを押してからポケットに放り込めば、後はリモコンで操作できる。

 動かしてみると、ファンの風量は十分ながら音もかなり大きかった。スマホアプリによる簡易計測では「弱」で56dB前後、「中」で59dB前後、「強」では69dB前後。もともと作業服に付けるファンなので、オフィスワーカーの用途にはオーバースペックかもしれないと感じた。

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