国会図書館、複写料金を値上げ 最大3割、「人件費・物価上昇」で

 国立国会図書館は9月1日、コピー料金を10月1日から最大3割値上げすると発表した。人件費・物価上昇のためとし、利用者に理解を求めている。

国会図書館の告知より

 値上げ幅が大きいのは、資料の破損・劣化などで通常のコピーができない場合に用いる「撮影してプリントアウト」などの撮影系メニューだ。白黒(A4/B4/A3)は187円から243.10円と3割上がる。

 マイクロ資料を紙に引き伸ばす「マイクロからの電子式引伸」も、A4/B4が121円から157.30円、古典籍資料などの紙資料の撮影は176円から228.80円とそれぞれ3割上がる。

 来館せずにPDFで複写物を受け取れる遠隔複写(PDFダウンロード)サービスでは、図書・雑誌などの紙資料のスキャンが1コマ83.60円から92.40円と1割強の値上げだ。

 カラーコピー(A4/B4)やセルフコピー(関西館のみ)など、料金据え置きのメニューもある。

 郵送受取にかかる発送事務手数料は、国内は1発送につき385円から418円に、海外は同480円から580円になる。

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