Tesla、ハンドルもペダルもない2人乗り「Cybercab」の配車を開始 オースティンの一部地域で
米Teslaは9月3日(現地時間)、テキサス州オースティンで「Cybercab Launch Event」を開催し、自動運転専用車「Cybercab」を同社の配車サービス「Robotaxi」に投入した。同社はイベント後、2人乗りのCybercabがRobotaxiのラインアップとして配車可能になったと明らかにした。
Teslaは同日、RobotaxiのWebサイトを更新し、Cybercabでの乗車はオースティンの一部地域に限られるとした。Robotaxiはこれまで、ハンドルとペダルを備えた改造版「Model Y」で運行してきた。
2024年に発表されたCybercabは、2人乗りで、ハンドル、アクセルペダル、ブレーキペダルのいずれも備えず、グローブボックスもない。フロントトランクはなくボンネットは開かない。走行はTeslaのFSD(Full Self-Driving)ソフトウェアが担う。公式の乗車ガイドによると、後部トランクの容量は572リットルで、全幅は1754mm、全高は1408mm、乗降口の段差高は419mm。
車内の操作はタッチスクリーンに集約されており、ドアの開閉、シートや車内温度の調整、音楽などの再生を行える。天井の2つのドームライトの間には停止ボタンがあり、押すと直ちに路肩への停車を要求して乗車を終了し、Robotaxiのサポート窓口につながる。Teslaは緊急時のみの使用を求めている。乗員の有無を検知する車内カメラも搭載する。
利用の流れは、アプリで目的地を入力し、想定料金と待ち時間を確認して確定するという手順だ。迎車時は車両後部のライトバーが赤く点灯し、前部のライトバーはアプリで指定された色に変わる。利用者のスマートフォンを検知するとドアが自動で開き、シートベルトを締めるとドアが閉まる。タッチスクリーンの「Start Ride」に触れると走行を開始する。
Robotaxiサービス自体は2025年6月にオースティンで開始し、現在はダラスとヒューストン、フロリダ州のマイアミ、タンパ、オーランドでも運行している。
今回のイベントは招待制で、参加者には秘密保持契約が求められた。ライブ配信は行われず、本稿執筆時点でイベントの映像は公開されていない。
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