米SprintとIntelは5月5日、モバイル通信標準IEEE 802.16eのWiMAX規格開発促進に向け協力することで合意したと発表した。両社共同で技術規格、機器トライアルの実施、互換性テストの実施に当たる。
この規格では大容量の無線ブロードバンド接続とサービスの提供が可能。ユビキタスな無線ブロードバンド接続は、無線高速インターネット接続と統合型マルチメディアサービスを求める企業やコンシューマーのニーズに応える一助になると説明している。
両社が手を組むことで、ニーズの把握やネットワーク戦略の構築、高度な無線サービス採用の可能性を探る一助になると、Sprintのオリバー・バレンテCTOは解説。Sprintでは今後の無線双方向マルチメディアサービスをサポートするため複数のパートナー企業と提携して各種技術を検討しており、WiMAXもその1つとなっている。
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