野口五郎の“本気”に驚いた：News Weekly Access Top10（2006年2月19日−2月25日）

[岡田有花，ITmedia]

ITmedia News
Weekly Access Top10

2月19日〜2月25日

1位 「PS3、今春発売」への疑問符

2位 PS3のコストはいくら？

3位 「音楽の発展に支障」　坂本龍一氏らがPSE法緩和を求め署名活動

4位 「名機」が販売禁止に　4月に迫る「電気用品安全法」

5位 「iPodへのCDリッピングは公正使用にあらず」とレコード業界

6位 Windows Vistaは8バージョンで登場――MSが手違いで情報掲載

7位 IBM、現行プロセッサ製造法の延命方法を発見

8位 Apple、ハッカーに「詩の警告」

9位 AMD対Intelの次なる戦場は「4コア」

10位 MySpace――「メディア王の夢」は「保護者の悪夢」か

　先週のアクセストップは、PS3の発売が予定より遅れるかもしれないというニュース。2位にはPS3の原価が900ドルにもなる、という米Merrill Lynchの試算レポートに関するニュースがランクインした。発売予定時期を目前にして、PS3への注目が高まってきているようだ。

　トップ10圏外だったが、先週、野口五郎さんが立ち上げた音楽配信サイト「音コレ」に関する記事を掲載した。インディーズミュージシャンの作品やものまね楽曲など300曲以上を公開している本格的な配信サイトだ。

　有名人の音楽配信と聞いて記者は「どこかのレコード会社がバックに付き、野口さんをキャラクターとして使っているだけだろう」と考えていたのだが、そうではなかった。野口さんは1人でサイトを企画。ものまね芸人との交渉も自ら行い、自宅スタジオでレコーディング。携帯キャリアの公式サイトに取り上げてもらえるよう交渉もこなしたという。

　20歳の頃から自宅にレコーディングスタジオを持ち、以来30年間音楽に明け暮れていたという野口さん。会見では「音楽が好きで好きでたまらない」と何度も話し、その思いを伝えていた。