米Hewlett-Packard(HP)は4月20日、各国で販売されたHPとCompaqブランドのノートPCバッテリーのリコールを発表した。バッテリーの欠陥が原因で、過熱して火傷する恐れがあるという。
問題があるのは2005年1月1日から10日にかけて中国で製造された充電式のリチウムイオンバッテリー。世界で約1万5700台が対象となる。HP Pavilion dv1xxx/ze2xxx、Compaq Presario V2xxx/M2xxx、HP Compaq nx48xxに付属し、「L3」で始まるバーコードラベルが付いている。
HPにはバッテリー過熱について、米国からの2件を含む20件の情報が寄せられており、うち1件では軽度のやけどが報告されているという。
消費者製品安全委員会(CPSC)では、該当のバッテリーを使っている場合は直ちに利用を停止してノートPCから取り外し、HPに連絡して交換してもらうよう勧告している。
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