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ゲイツ氏の財団、エイズワクチン開発支援のネットワーク創設

» 2006年07月21日 08時38分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftのビル・ゲイツ会長夫妻が運営する慈善団体Bill & Melinda Gates Foundationは7月19日、総額2億8700万ドルの助成金を拠出して、エイズワクチンの開発促進を目指す国際ネットワークを創設すると発表した。

 これにより、日本を含む19カ国の研究者165人以上のネットワークを創設し、この分野の課題を克服して効果的なエイズワクチンの開発を目指す。

 ネットワークはワクチン開発研究に当たる11機関と、これを結ぶ5つの中央研究所/データ分析施設で構成される。研究機関で新しい科学的知識と最先端の研究成果を適用して新ワクチンの評価と開発に当たり、中央施設を通じて研究者間でオープンにデータ交換と結果比較ができるようにする。

 エイズワクチン開発は小規模の研究チームで個別に進められているのが現状で、これを支援するための大規模な共同プロジェクトを新設する必要性が指摘されていた。

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