ボーダフォンは10月1日のブランド変更を前に、新しいポータルサイト名を発表した。「ボーダフォンライブ!」を「Yahoo!ケータイ」に変更し、各種サービス名称も「ボーダフォン/Vodafone(ボーダフォンライブ!/Vodafone live!)」を「ソフトバンク/SoftbankまたはS!」に置き換える。
Yahoo!ケータイという新たなポータルサイト名は、認知度が高い「Yahoo!」ブランドとの相乗効果を見込んで付けられたという。今後発売される新機種には「Yahoo!ケータイ」にアクセスするための「Y!ボタン」(ヤフーボタン)が搭載され、「Yahoo!JAPAN」をはじめとするソフトバンクの各種コンテンツやサービスに簡単にアクセスできるようにする。
現行 | 変更後 |
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ボーダフォンライブ! | Yahoo!ケータイ |
ボーダフォン携帯電話 | ソフトバンク携帯電話 |
ボーダフォンお客様センター | ソフトバンクお客様センター |
ボーダフォンショップ | ソフトバンクショップ |
SMS以外のメールサービスの総称 | S!メール(エスメール) |
Vアプリ | S!アプリ(エスアプリ) |
Vodafone live! NAVI | S! GPSナビ(エスジーピーエスナビ) |
ボーダフォンライブ!基本料 | S!ベーシックパック(エスベーシックパック) |
ボーダフォンマイレージサービス | ソフトバンクマイレージサービス |
ボーダフォンは、新規参入を目指していたソフトバンクに1兆7500億円で買収されたことから(3月17日の記事参照)、ソフトバンクの子会社BBモバイルの傘下に入り(4月3日の記事参照)、10月1日から社名やブランド名を一新した新体制に移行する。
ボーダフォンは5月に新社名を「ソフトバンクモバイル」に変更すると発表(5月18日の記事参照)。7月13日にはメールのドメイン名を「ソフトバンク」に変更することを決定するなど(7月13日の記事参照)、10月1日のブランド変更に向けた施策を打ち出し始めている。
同社の孫正義社長は、新生ボーダフォンの誕生に向け、(1)3Gネットワークの増強、(2)3G端末の充実、(3)コンテンツ強化、(4)営業体制/ブランディング強化の4つの策を打ち出しており(5月18日の記事参照)、今回の発表は営業体制とブランディング強化にかかわる施策となる。ただ、その他の具体策については、孫社長が会見で「将来はフルブラウザを標準装備にする」(6月23日の記事参照)と話した以外は明らかにしていない。
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