米Appleは3月29日、Intel MacでWindowsをネイティブに動かすためのソフトウェア「Boot Camp」の最新版であるバージョン1.2をβ公開した。
新バージョンでは32ビット版Windows Vistaがサポートされた。トラックパッド、WindowsとMac OS Xの時計を同期させるためのAppleTime、オーディオ、グラフィックス、モデム、iSightカメラのドライバがそれぞれ更新されている。
Windows VistaはMac用仮想化ソフトParallels Desktopでサポートされているが、Flip 3DなどのAeroの3Dグラフィックには未対応。Boot CampのVista対応でMacユーザーもVistaをフル体験できる。
また、iTunes、Windows Media Playerでは、Appleの純正赤外線リモコンであるApple Remoteでもリモコン操作が可能になった。
Boot Campの情報に簡単にアクセスするためのシステムトレイが設定されたほか、韓国語、中国語、スウェーデン語、デンマーク語、ノルウェー語、フィンランド語、ロシア語、フランス語(カナダ)へのキーボード対応を果たした。
Windows XPとVistaでは、iTunesやQuickTimeと同様、Apple Software Updateによりソフトウェア更新が可能になっている。
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