ローソンは8月21日、プリペイド型電子マネー「Edy」の取り扱いを8月23日より開始することを発表した。全国のローソン、ナチュラルローソン全店(約8500店)で順次Edyを導入する。また、11月を目処に、店頭でのEdyチャージ(入金)にも対応する予定だ。
ローソンではすでに、FeliCaクレジット「iD」を3月に(2月27日の記事参照)、「QUICPay」を7月に導入しており(5月14日の記事参照)、8月23日以降はEdy、iD、QUICPayの3方式が利用できることになる。
単機能のカードであれば問題ないが、おサイフケータイの場合、1つの携帯で複数のFeliCa決済サービスが利用できることがある。今回ローソンでは3方式対応に合わせ、おサイフケータイにインストールされている決済方式をサーチできる機能を搭載したリーダー/ライターを運用する。
おサイフケータイで支払いをする場合、ユーザー側に向いたPOSレジの液晶画面に、Edy、iD、QUICPayの3種類のボタンが表示される。ユーザーはボタンを押して決済方式を選択してからおサイフケータイをかざすと支払いができる。
複数のFeliCa決済方式がインストールされたおサイフケータイを先にリーダー/ライターにかざしておくと、液晶画面には、Edy、iD、QUICPayのうち、そのおサイフケータイで利用できる決済サービスのボタンだけが表示される。
iDとEdy、QUICPayとEdyなど、2種類の決済方式に対応したリーダー/ライターは増えているが、3方式以上に対応したリーダー/ライターはまだ少ない。複数の決済方式に対応した店舗では、どのようなオペレーションがユーザーにとって使いやすいのか、しばらくはマルチリーダー/ライターの運用も試行錯誤が続きそうだ。
参考→イオン系スーパーに導入されている、iD/Suica・PASMO/WAON対応リーダー/ライターの場合(4月27日の記事参照)
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