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シャープと阪大、省エネ技術を共同研究 液晶生産に活用

» 2007年08月27日 20時42分 公開
[ITmedia]

 大阪大学とシャープは8月27日、液晶ディスプレイや太陽電池などの生産に関わる基盤技術の分野で、環境に配慮した省資源・省エネルギーな生産技術の確立を目指す共同研究を行うと発表した。

 「水で処理するクリーンな洗浄プロセス」と「省資源で省エネルギーな薄膜形成技術」をテーマに、4月1日に共同で設置した「電子デバイス生産技術共同研究講座」(阪大大学院工学研究科付属超精密科学研究センター内)で研究を進める。

 「世界的に環境問題に注目が集まる中で、太陽電池や、低消費電力が特徴の液晶ディスプレイの分野でも環境に配慮した生産体制や技術への関心が高まっている」として両テーマを選んだ。講座は09年3月31日までで、運営予算は総額1億円。

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