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東西線でPASMOを使った早起き通勤キャンペーン

» 2007年11月28日 13時54分 公開
[Business Media 誠]
専用タッチ端末

 東京メトロは2007年12月10日から2008年2月29日までの平日、東西線東陽町駅から浦安駅間の駅を利用できるPASMOまたはSuica通勤定期券のユーザーを対象に、早起き通勤キャンペーンを実施する。12月31日から1月3日までの年末年始は除く。

 同キャンペーンでは、対象駅ごとに設定された時間帯(表参照)に、PASMOまたはSuica通勤定期券で専用タッチ端末にタッチするだけで、1日1回「早起き通勤回数」をカウント。設定時間帯以外に端末へタッチすると、自分の早起き通勤回数を確認できる。

駅名 設定時間
東陽町 6時30分〜7時15分
南砂町 6時30分〜7時15分
西葛西 6時30分〜7時15分
葛西 6時30分〜7時10分
浦安 6時30分〜7時10分

 期間中に早起き通勤回数が20回以上となった利用者には、東陽町駅、西葛西駅、浦安駅の特設カウンターで三菱UFJニコスギフトカードを各会場先着4000人、合計1万2000人にプレゼントする。期間は2008年2月25日から3月9日までで、20回以上で1000円、40回以上で2000円のギフトカードが贈られる。

東京メトロで最も混んでいるのが“朝の東西線”

 本キャンペーンの目的は、乗客が集中して混雑がひどくなる時間・区間で、オフピーク通勤を推進することにある。「東京メトロの全路線の中で、最も混んでいるのが7時50分〜8時50分の、東西線木場駅〜門前仲町駅間です。この乗客を少しでもほかの時間へシフトしたいというのが動機です」(東京メトロ広報部)

 今回のキャンペーンは試験的に行い、結果次第では他の路線への展開も考えるという。なお同キャンペーンは、シナジーメディアの協力により、PASMO、Suicaの運営システムとはリンクしていない独自のシステムを利用。タッチ端末からは個人を特定する情報は取得しない。

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