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「初音ミク作品」騒動、ひろゆき氏が解決策を提案

» 2007年12月21日 20時27分 公開
[ITmedia]

 クリプトン・フューチャー・メディア製の楽曲製作ソフト「初音ミク」を使って製作した楽曲の着うた配信に絡む契約について、クリプトンとドワンゴ・ミュージックパブリッシング(DMP)が、自社のWebサイト上で経緯を説明してそれぞれの立場を主張している件について、2ちゃんねる管理人でニワンゴ取締役の西村博之氏が、自身のブログで解決策を提案した。

 今回の契約に、クリプトン、クリプトンの仲介業者、DMP、楽曲の作者――の4者が関わっていることに触れ、「関係者が多いせいで、誰が何をしていて、誰に責任があるのかが分からなくなってぐだぐだになっている気がします」と整理。「ひとまず、DMPは楽器(初音ミク)の名前は使わない。現在、DMPが楽器(初音ミク)の名称を使ってる部分を全て取り下げる」ことを提案する。

 その上で、「DMPは、作者と契約書を作ってお互い納得した上で、着うた配信などの管理をする。その際、DMPと作者は、楽器(初音ミク)の名前は一切使わない。今後、楽器(初音ミク)の商標や画像等をどう使うかは、4者で時間をかけて協議――ってことで、現状は解決できると思うんですが、どうですかね?」と、クリプトン社長とDMP社長宛てに提案している。

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