楽曲の価格が人気に応じて決まる仕組みの音楽配信&SNSサイト「Amie Street Japan」を運営するエイミーストリートジャパンと、音楽ファンド事業などを手掛けるミュージックセキュリティーズは12月27日、業務提携すると発表した。アーティストの発掘やプロモーション、楽曲制作資金の支援などを共同で行う。
エイミーストリートジャパンは、ミュージックセキュリティーズの音楽ファンドや、ユーザーが楽曲配信の権利を一部購入できるサービス「Copy Right eXchange」(CRX)を利用して資金を調達。音楽制作やアーティストのプロモーションを支援する。
特に、米国の「Amie Street」のアーティストが日本で楽曲配信するケースを重点的に支援する。
Amie Street Japanは同日から、CRXを利用しているアーティストの楽曲配信を始めた。今後は両社のサービスで、IDやポイント制度の連携を図っていく。
両社は協力して「ユーザーがアーティストを発掘し、育て、広められるサービスを強化する」といい、「アーティストとユーザーが、一緒にエンタテインメントを生み出すという“新しい関係”を構築することで、ユーザーの音楽作品に対する意識の変化を促し、違法ダウンロード問題の解決や、音楽業界の発展に貢献する」としている。
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