AppleのiTunesに特許を侵害されたとして、ZapMedia Servicesという企業が訴訟を起こした。
ZapMediaは、iTunesサイトとiPodなどの関連プレーヤーに特許を侵害されたとして、損害賠償(金額は指定されていない)を求めている。同社が侵害されたと主張している特許(米国特許7,020,704号および7,343,414号)は、ハード、ソフト、コンテンツをコンシューマーに提供して、コンシューマーが自身のデジタルメディア資産を管理できるようにするシステムに関するもの。いずれの特許も「ユーザーのデバイスと同期するポータルを経由して、ユーザーのデバイスにデジタルメディア資産を配信するシステムと手法」と題されている。
ZapMediaは、同社は1990年代後半にAppleを含め多くのIT企業やメディア企業と会って自身のビジョンを詳しく説明し、その後Appleが無許可でiPodやiTunesを発表したと説明している。同社は2006年から2007年秋にかけて、Appleとライセンス契約を結ぼうとしたが、結局訴訟を起こさざるを得なかったとしている。
訴状は米テキサス州東地区マーシャル連邦地裁に提出された。
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