NASAの火星探査プロジェクトであるPhoenix Marsが、火星の北極地表で「水」の存在を確認した。NASAジェット推進研究所とともに同プロジェクトに携わっているアリゾナ大学が6月19日、明らかにした。
6月15日にPhoenixが掘削し撮影した「穴」を今回、再撮影したところ、元の場所にあったサイコロ大の明るい物体が消えていることが判明。Phoenixプロジェクトの主任研究員であるアリゾナ大学ピーター・スミス氏は「氷に間違いない。2、3日で完全に消えてしまったということは、それが氷であるという完全な証拠だ。塩ではこうはならない」と説明している。
また、19日朝に別の穴をロボットアームで掘削したところ、そこでまた固い層に行き当たり、これがまた別の氷層である可能性があるという。
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