台湾のASUSTeK Computerは8月28日、天板に竹を使ったノートPC「ASUS Bamboo Series」とウルトラモバイルPC「ASUS R50」を発表した。
Bamboo Seriesは、「構想、製造、使用からリサイクル、廃棄に至るすべての段階において環境に優しい製品」とASUSは述べている。天板にはモウソウチクを使い、タッチパッドは竹の模様を再現。金属ではなく竹を採用したことで、チョモランマ山頂(標高8848メートル)の環境にも耐えたという。また竹は生育が早いことから、再生可能資源として最適かもしれないとも同社は主張している。
また同製品は、リアルタイムで自動的に電力レベルを調節する独自技術「Super Hybrid Engine」で電力効率を高めている。この技術により、同程度の仕様のマシンと比べてバッテリー駆動時間が35〜70%長く、1台当たりの二酸化炭素排出量も12.3キロ減るとしている。
Bamboo SeriesはIntel Core 2 Duoプロセッサ、Windows Vistaを搭載。ディスプレイサイズは12.1インチと11.1インチの2種で、重さはそれぞれ1.57キロと1.25キロ。
R50はパスポートウォレット程度の大きさの、520グラムの小型コンピュータ。5.6インチディスプレイはタッチ式入力が可能で、太陽光の下でも見やすくなっているという。無線LAN、HSDPAネットワークに接続でき、200万画素の内蔵カメラでビデオチャットもできる。GPS機能、ビデオ再生、指紋スキャナーも備える。
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