米Googleは3月16日、Google Earthの「歴史的イメージ機能」に、さまざまな地域の過去の写真を大量に追加したと発表した。
歴史的イメージ機能は、Google Earth 5.0に追加された過去の衛星写真を閲覧する機能。画面上部のツールバーにある時計アイコンをクリックすると現れる「タイムスライダー」を左右に動かせば、該当日時の地図を表示できる。今回の写真の追加で、多くの地域の変化を見ることができるようになったという。
例えば世界地図の形をしたドバイの人口島群「The World」が、わずか5年という猛スピードで建築されていった様子が分かる。
またアマゾンの熱帯雨林(地域的にはブラジルのロンドニア)への人口拡大が急速に進み、住宅が建ち、森林が失われていく様子が地図から見て取れる。
2005年9月、ハリケーン「カトリーナ」の襲来直後に撮影された米ニューオーリンズの航空写真からは、水没した高速道路など被害の傷跡がはっきり見える。また同時多発テロ直後の2001年9月12日のニューヨークの様子を見ることもできる。
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