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Google Earthの火星探査に3つの新機能

» 2009年03月14日 08時06分 公開
[ITmedia]

 米Googleは3月13日、バーチャル火星探査が楽しめる「Mars in Google Earth」機能に、3つの新機能を追加したと発表した。Mars in Google Earthは、2月リリースの「Google Earth 5.0」に追加された機能。

 まず、提供映像がよりリアルタイムに近くなった。これまで米航空宇宙局(NASA)が衛星から受け取った映像を数カ月後に公開していたが、数日前、場合によっては数時間前の火星の映像を、「Live from Mars」レイヤーで見ることが可能になった。NASAが映像を受け取った数時間後に、誰もが同じ映像を見ることができる。また衛星の経路をチェックしたり、カメラがいつ次の映像を送るかのスケジュールを見ることもできる。

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 また古い火星地図を表示する「Historic Maps」レイヤーが追加された。火星の表面の線状の模様を観測したジョヴァンニ・スキアパレッリや、火星人の存在を唱えたパーシヴァル・ローウェルなどが作成した火星地図の変遷を見ることができる。

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 ナレーション付きガイドツアーを楽しめるレイヤーも追加された。火星のどこを見るべきかが分からない場合に便利だ。このツアーは、Google Earth 5.0の新しいツアー機能で作成されている。

 Google Earth 5.0で火星探査を楽しむには、ツールバーの惑星ボタン(土星のようなアイコンのボタン)から「火星」を選ぶ。3つの新レイヤーは「Mars Gallery」下に用意されている。

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