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Adobe、AcrobatとAdobe Readerの修正版を追加公開バージョン7と8でも対処

» 2009年03月19日 08時22分 公開
[ITmedia]

 Adobe ReaderとAcrobatの脆弱性を突いた攻撃が発生している問題で、米Adobe Systemsは先日公開したバージョン9のセキュリティアップデートに続き、このほどバージョン7と8のアップデートを公開して脆弱性に対処した。

 3月18日付で公開しのはAcrobat 8.1.4と7.1.1、Reader 8.1.4と7.1.1の各バージョン。それぞれWindows版とMacintosh版が用意されている。既にバージョン9.1に更新済みの場合は対処する必要がない。なお、UNIX版のReader 9.1と8.1.4は3月24日にリリースする予定。

 一連のアップデートでは、JBIG2フィルタのバッファオーバーフロー問題など複数の深刻な脆弱性を解決した。悪用された場合、リモートからコードを実行でき、システムが制御されてしまう恐れがある。Adobeがアップデートを公開する以前から、この問題を突いた悪質なPDFファイルの出現が伝えられていた。

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