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» 2009年04月03日 07時00分 公開

実行効率91%、110.6TFLOPSのJAXA新スーパーコンピュータが本格稼働

実行性能110.6TFLOPSのJAXA新スーパーコンピュータが本格稼働。構築は富士通が担当し、実行効率は91.19%と、最新Top500で世界1位相当になるという。

[ITmedia]
photo 新システム

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の新スーパーコンピュータが4月1日から本格稼働した。構築は富士通が担当。Linpackベンチマークで110.6TFLOPSの実行性能を出し、実行効率は91.19%と、最新のTop500で世界1位相当になるという。

 システムの中核は、クアッドコアSPARC64 VIIを搭載した富士通のテクニカルコンピューティングサーバ「FX1」。合計3392ノード(総理論ピーク性能135TFLOPS)、総メモリ容量100Tバイト、総ストレージ容量11P(ペタ)バイトの大規模システムで、航空分野やロケットエンジン解析などに利用される。

 3008ノード(1万2032コア)でLinpackベンチマークによる性能測定を実行。最新のTop500に当てはめた場合、実行性能は日本で1位・世界17位、実行効率は世界1位になるという。メモリの許す最大規模の処理に挑戦し、世界1位となる60時間40分の実行時間もマークした。

 富士通は「90%を超える効率で連続60時間以上かかる測定を完遂したことは、当社ハードの高い信頼性を証明するもの」とコメント。高性能ハードウェア技術に加え、ミドルウェア「Parallelnavi」、システム構築技術の組み合わせで実現できたとしている。

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