ソニーは、4月15日に開幕した「Display 2009」(東京ビッグサイト)の同社ブースで、21V型と11V型の超薄型有機ELディスプレイを展示し、多くの人が足を止めていた。21V型は1月に「CES」で発表していたが、国内では初披露となる。
両モデルとも「ガラス2枚分の厚さ」という超薄型ながら、高画質な映像を表示するのが特徴だ。
21V型の厚さは1センチで、パネルは1.4ミリ厚。表示解像度は1066×768ピクセル、コントラスト比は100万:1に高めた。11V型はパネルの厚さが0.3ミリ、カバー込みの本体最薄部で0.9ミリと超薄型パネルに仕上がっている。表示解像度は960×540ピクセル。
TFT回路の上側から光を取り出すトップエミッション構造に加え、有機層をそれぞれの色に適した厚さにする独自技術「Super Top Emission」を活用。中空をなくした「完全個体構造」を採用し、薄型化したとしている。
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