セキュリティ企業の英Sophosは2009年1〜3月期のスパム中継国ランキングを発表した。首位は引き続き米国で、世界で出回ったスパムの15.8%が米国から送信されたものだった。
2位のブラジルは前期の4位から急浮上した。同国から送信されるスパムは、前期の4.3%から今回調査では10.2%に増えた。3位は中国の7.7%。以下インド(5.1%)、トルコ(4.1%)、韓国(3.8%)、ロシア(3.8%)などが続いている。
これまで上位12位に入っていた英国とドイツは後退し、代わってポーランドとコロンビアがそれぞれ2.6%で浮上した。大陸別に見るとアジアの34.8%を筆頭に、欧州23.6%、北米19.4%、南米19%となっている。
スパムメールは、企業が受信した全電子メールの97%を占め、その大部分がマルウェアに感染してボット化されたコンピュータから送信されている。
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