国内で新型インフルエンザ感染者が拡大している影響で、「楽天市場」の各店舗でマスク販売が急増している。5月17日付けの楽天市場売れ筋ランキングトップ30のうち11件がマスク。楽天広報部によると、マスクが複数ランクインするのは「これまでにない」そうで、品切れ店舗も続出している。
マスクは、世界保健機関(WHO)が警戒レベルを「フェーズ4」に引き上げた4月27日ごろから販売が増加。その後いったん落ち着いていたが、国内初の感染者が確認された5月16日以降、急激に売り上げを伸ばしているという。
18日午後6時現在、トップ30にランクインしているマスクの多くが品切れ状態。マスクを扱っている店舗には、「注文が殺到しているため出荷まで時間がかかる」など、断りの文章を掲載しているサイトもある。
楽天の広報担当者は、「楽天本社(東京都品川区)近くにあるスーパーなどでもマスクが品切れしていた。リアル店舗の品薄がネットに波及しているのだろう。楽天で割安な商品を探す人や、企業なども購入しているのでは」と話している。
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