ニワンゴは6月2日、「ニコニコ動画」の動画コンテスト「第10回 新国際ニコニコ映画祭」の作品募集を始めた。テーマは「密室」で、“ネットネ申”こと田代まさしさんをゲスト審査員に迎えた。田代さんが登場し、「田代砲撃つぞ」などコメントする動画素材112点も、「ニコニ・コモンズ」に提供。素材を自由に使って動画を作り、応募できる。
田代さんも“密室動画”を制作し、招待作品として出品する予定だが、記者発表会では「あんまり期待されても困る」と話し、少し自信なさそうな様子だった。
国際ニコニコ映画祭は、ユーザーからオリジナル動画作品を募集し、ユニークな作品に賞を授与する企画。新たに、(1)投稿作品が事前にニコ動で閲覧できる、(2)招待作品が公開される、(3)審査員がレッドカーぺットで登場する――という特徴が加わり、「新」国際ニコニコ映画祭としてリニューアルした。
ニコニ・コモンズ公開した田代さんの動画素材はそれぞれ数秒程度。グリーンバックのスタジオで、「田代砲、撃つぞ」「おい!のぞいてんじゃねぇよ!」「っていう、夢を見ました」など話したり、驚いて後ろを振り返るなど演技をしている。
自由なテーマの作品を募集する「自由部門」も用意した。応募作品はニコニコ動画上で随時公開。優秀作品を映画館で上映する企画も計画中だ。応募は6月23日まで。受賞作は7月11日に発表する。
審査委員長の手塚眞さんによると、ニコニコ映画祭に田代さんが参加する理由は「神の啓示みたいなもの」。映画監督の経験がある田代さんは、出品予定の自分の作品について「『くっだらねーなー』というものを撮りたい」と意気込んでいた。
その一方で、「あんまり期待されても困る。追い込まれると変な方向に行っちゃうからさ」と少し自信なさそうな様子も。ひろゆき氏は、「今回は隠し撮りじゃない」と、田代さんの作品に謎のフォローを入れていた。
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