米Googleは6月22日、Chromeブラウザの更新版となる「Google Chrome 2.0.172.33」をリリースし、深刻な脆弱性やネットワーク関連の不具合に対処した。
Googleが公開した情報によると、脆弱性は、HTTPサーバからの特定のレスポンスを処理する際のバッファオーバーフロー問題に起因する。悪用された場合、細工を施したレスポンスによってブラウザがクラッシュし、任意のコードを実行される恐れがある。
この問題はGoogle Chromeのセキュリティチームが発見したもので、深刻度は極めて高いという。このほかに、一部のHTTPSサイトをロードする際にブラウザがクラッシュする問題など、ネットワーク関連の不具合2件も解決した。
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