Mozilla Foundationは6月30日、新Webブラウザ「Firefox 3.5」の正式版をリリースした。Windows、Linux、Mac OS X向け70カ国語版がFirefoxのページからダウンロードできる。バージョン3.5のβ版、プレビュー版、RC版を使っているユーザーは「ソフトウェアの更新を確認」で更新できる(RC3の場合は正式版と同じため、更新されない)。
Firefox 3.5は、JavaScriptエンジン「TraceMonkey」とレンダリングエンジン「Gecko」の改良により性能と安定性が向上した。Mozillaによると、SunspiderテストではFirefox 3.5は3.0の2倍以上、2.0の10倍以上速くなったという。
そのほか、HTML5タグのサポート、Webの閲覧履歴などを残さない「プライベートブラウジング」機能やWeb標準技術を利用した位置情報通知機能などが追加された。
Mozillaの「Worldwide Fireofox Download」を見ると、リリースから約6時間後の日本時間7月1日6時現在、世界で毎秒51本のペースで176万本が、日本では4万2000本がダウンロードされている。
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