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7月のMSパッチは緊急3件を含む計6件、DirectShowの脆弱性に対処

» 2009年07月10日 07時58分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは7月14日(日本時間15日)、計6件のセキュリティ情報を公開する。深刻度が最も高い「緊急」レベルはこのうち3件で、ゼロデイ攻撃が発生しているDirectShowの脆弱性などに対処する予定。9日の事前通知で明らかにした。

 緊急レベルの3件は、いずれもWindows関連の脆弱性を解決する。このうちDirectShowの脆弱性ではMicrosoftが5月にアドバイザリーを公開し、この問題を突いた「限定的な攻撃」が起きていることを認めていた。

 残る3件はいずれも「重要」レベル。Publisher、Internet Security Acceleration(ISA)、Virtual PC/Virtual Serverの脆弱性をそれぞれ解決する。

 なお、Microsoftは6日にもActive Xコントロール関連のゼロデイの脆弱性情報を公開しているが、こちらの修正パッチは今回の月例アップデートには間に合わなかった。(編注:月例アップデートでの提供が可能になりました。詳しくはこちら)Microsoftはアドバイザリーで紹介した回避策を取るよう、ユーザーに勧告している。

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