ソニーは将来、いろいろなパーツと合体させられるゲームコントローラーを発売するかもしれない。同社がそのような技術を特許出願していることが明らかになった。
12月初めに公開された米特許商標局(USPTO)の公報によると、この特許は「ハードウェアアタッチメントにより拡張できる操作デバイス」と題されている。2009年に出願された。
このコントローラーは棒状で、片手で持ってゲームを操作できるようになっている。コネクタが付いており、ほかのコントローラーと合体させたり、マイクや懐中電灯、マラカス、バイトメトリクスリーダーなどを取り付けることもできるという。
ソニーはこの発明の背景について、ビデオゲームのインタラクティブ性が高まっていることを挙げている。ユーザーにインタラクティブな体験を提供する手法の1つとしてはコントローラーの改良があるが、入力デバイスの開発は長い時間がかかり、新機能を追加するには多くの時間と研究が必要になる上に、ユーザーが支払うコストが高まる。一部のユーザーにしか役に立たない機能もある。こうした状況から、アタッチメントで機能を拡張できるコントローラーを発明するに至ったと同社は説明している。
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