電子書籍で、女子力アップ？

[小笠原由依，ITmedia]

ITmedia NewsWeekly Access Top10

2010年01月24日〜2010年01月31日

1. 「アデランスは誰でしょう？」正解をWeb公開、アクセス殺到
2. 「iPad」の商標はどうなる？　富士通も米で出願
3. Apple、タブレット「iPad」を発表　499ドルから
4. 「あいパッド」という画期的な日本製品がある
5. Apple、“第3のカテゴリーのデバイス”iPadでKindleに対抗へ
6. MP3の後継となるか、新たな音楽フォーマット「MusicDNA」発表
7. Appleタブレット登場で高額アプリも花開く？
8. Appleタブレットは出版業界を救えない――アナリスト
9. Google、Microsoft対抗のメディアプレーヤー開発　Chromeに統合へ
10. 中国産iPadクローン（？）、本物より先に登場

　先週のランキングは、米Appleが発表したタブレット「iPad」の話題が10記事中7本を占めた。ネットサーフィンや音楽／動画再生ができるほか、電子書籍リーダーとしても利用できる。

　現在日本で電子書籍リーダーを持っているのはデジタル系への感度が高くてガジェットが好きな一部の人――記者は、こんな勝手なイメージを抱いている。少なくとも持っている友人はいない。

　ところが最近、ある女性ファッション誌を読んでいて驚いた。4人の女性モデルが私物を公開する企画だが、デトックス効果のあるお茶やデコ電、保湿効果の高いハンドクリームといった女子アイテムに混じって見覚えのある長方形の物体が。電子書籍リーダーだ。2人が私物として紹介しており、1人は米Amazonの「Kindle」を、もう1人はソニーの電子書籍リーダーを持っていた。

　一瞬自分の目を疑った。しかし、目がちかちかしないところ、エコなところを気に入っているといったコメントまでしっかり付いている。

　本当に自分で買ったのだろか……つい疑ってしまう記者もいるが、女性誌に登場している以上「女子とは無縁」というイメージは消そうと思う。電子書籍リーダー片手に美女が読書――そんなギャップが女子の価値を上げるのかもしれない。