ディー・エヌ・エー(DeNA)とフェリカネットワークスは4月19日、おサイフケータイを活用して「モバゲータウン」のユーザーを実店舗に誘導するアフィリエイト広告サービスの実証実験を始めた。仮想通貨をインセンティブとして活用することで送客効果が見込める上、来店実績をおサイフケータイを使って把握できるため、実際の来客に基づく効果的な広告出稿が可能になるとしている。
モバゲータウンに出稿した広告経由でユーザーが実際に来店したり、商品を購入すると、店舗に設置したFeliCaリーダー/ライターにユーザーのおサイフケータイをかざすことで、モバゲータウンで使える仮想通貨「モバゴールド」が付与される仕組みだ。
読み取った携帯のIDはDeNAに送られ、来店・購買実績データとして集計し、店舗がマーケティングに活用できる。広告料金も実績に基づいて計算するため、成果報酬型の来店プロモーションが可能になるとしている。店舗にはリーダー/ライターを設置すれば済み、初期投資は不要という。
第1弾として、レストランカラオケ「シダックス」の一部店舗や、タワーレコード、東京ドームシティアトラクションズなどでサービスを開始。参加店舗を拡大した第2弾も5月中旬から実施する予定だ。
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