「“1台持ち”のユーザーにも使ってもらえるようなAndroid端末を投入したい」――KDDIの高橋誠常務は3月30日に開いたスマートフォン「IS series」発表会でこう話し、今年秋〜冬発売を目指して企画しているauのAndroid端末第2弾には、FeliCa機能を投入する意向を示した
同日発表したAndroid端末第1弾は、5.0インチタッチスクリーンとフルキーボードを搭載し、ワンセグに対応した「スマートブック」こと「IS01」(シャープ製)。ネットで情報発信する20〜30代女性の2台目需要という、ニッチな市場を意識して開発したという(写真リポート)。
秋冬商戦への投入を目指すAndroid端末第2弾は、FeliCaやワンセグといった携帯電話独自の機能を搭載した上で、使い勝手の良い端末に仕上げる考え。“1台持ち”ユーザーの端末として十分な機能をそろえて幅広い層に訴求し、iPhoneに正面から対抗していく構えだ。
第2弾を開発するメーカー名などは明らかにしなかったが、高橋常務は「国内メーカーの可能性もある」「海外のグローバル端末をそのまま日本市場に投入するというのも1つのアイデア」などと話していた。第3弾以降も、市場の動向を見ながら投入していきたい考えだ。
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