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「IME 2010」、単体で無償配布へ Office XP以降のユーザー向け

» 2010年04月22日 12時20分 公開
[ITmedia]

 マイクロソフトは4月22日、「Office 2010」にバンドルする日本語入力システム「Office IME 2010」を、既存のOfficeユーザー向けに無料でダウンロード配布すると発表した。家庭用「Office 2010」パッケージ発売日の6月17日から提供する。同社がIMEを単体で無償提供するのは初。

 Office XP/2003/2007/2010の正規ライセンスユーザーが対象。「IME 2010はパフォーマンス、変換効率に自信を持っており、Office 2010を使わないユーザーにも、最新のIMEを使ってもらいたい」(同社インフォメーションワーカービジネス本部の横井伸好 本部長)としている。

 Google日本法人が無料IME「Google日本語入力」を出すなどIMEへの新規参入が目立っているが、「Google対抗という意味はなく、あくまで、顧客満足度を高めるため」という。

 前バージョンの「Office IME 2007」は、変換精度やパフォーマンスが低いという指摘を受け、修正プログラムをリリースした経緯がある(「IME 2007」が“やればできる子”になる? 変換・学習を改善する修正プログラム公開)。

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