ITmedia NEWS > 製品動向 >

“自宅難民”のお父さんに2台目のHDDレコーダー KDDIが「HD-STB」

» 2010年05月27日 07時00分 公開
[ITmedia]

 KDDIは、FTTH「auひかり」の加入者向けに、デジタル放送とネット番組の視聴・録画が行えるセットトップボックス(STB)「HD-STB」を6月2日からレンタル提供する。料金は月額1365円。

photophotophoto モトローラのIP-STBを採用

 auひかりの加入者向けネット番組配信サービス「auひかり ビデオ・チャンネルサービス」用のSTB。500GバイトHDDを搭載し、同サービスの番組視聴・録画に加え、2系統の地上/BS/CSデジタルチューナーにより2番組同時録画が可能だ。

 STB提供に合わせ、HDコンテンツの配信を開始。ビデオ・チャンネルサービスはSD品質の51チャンネルに加え、スポーツ、映画の2チャンネルをHDで配信する。ビデオオンデマンド(VOD)でも約3000のHD作品をそろえる。音楽配信の「mora for LISMO」、ビデオ配信の「LISMO Video Store」からコンテンツを購入し、対応するau携帯電話に転送する機能も備えた。

photo 八木部長は「自宅難民のお父さんの思いに応えたい」とアピール

 同社は昨年、STB「au BOX」の出荷を停止しているが、「HD-STBは40〜50代のファミリー層がターゲットで、リビングに置くことを想定している。パーソナルユース向けのau BOXとはコンセプトが異なる」(八木達雄 新規ビジネス推進本部メディアビジネス部長)という。単体レコーダーより割安に利用できる点をアピールし、自宅で居場所がない“自宅難民”のお父さんが好きな番組を録画できる2台目レコーダーとして訴求していく。

 8月31日までに契約すると、レンタル料を最大3カ月間無料にするなどのキャンペーンを実施する。

関連キーワード

STB | au BOX | auひかり | KDDI | お父さん | LISMO Video


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.