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Mac OS Xのアップデートが公開、多数の脆弱性を解決

» 2010年06月16日 07時46分 公開
[鈴木聖子,ITmedia]

 米Appleは6月15日、「セキュリティアップデート2010-004」「Mac OS X 10.6.4」を公開し、Mac OS Xの深刻な脆弱性多数を解決した。

 今回のアップデートでは22項目の脆弱性に対処した。対象となるのはMac OS X 10.5.8と、Mac OS X 10.6〜10.6.3。iChat、ImageIO、Kerberos、libcurl、ネットワーク認証、プリント、SquirrelMail、Wikiサーバなどに存在するコード実行の脆弱性やクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性など多数の問題を解決している。

 Flash Playerプラグインはバージョン10.0.45.2に更新された。ただし同バージョンは今年2月にリリースされたもので、その後に深刻な脆弱性の存在が確認された。Adobeは6月10日に最新版のFlash Player 10.1.53.64をリリースしてこれら脆弱性を解決しており、Mac版も含めたアップデートを促している。

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