KDDIは7月22日、EZWeb公式サイトでの青少年保護の強化に向け、au携帯電話の契約情報を活用した年齢認証システムを年内に導入する方向で検討すると発表した。
ユーザーの年齢に応じたサイト利用の制限などを確実に行うのが狙い。KDDIが持つau携帯の契約者・利用者の年齢情報を、CGMサイトでの利用認証に利用する。
導入に当たっては、CGMサイト運営企業と協力。グリーは、KDDIと共同で運営するauユーザー向けSNS「au one GREE」で、同システムの導入を検討している。
またサイトパトロール体制も強化したほか、公式サイトの提供ガイドラインを改定し、射幸心をあおる現金などの景品を提供する行為を禁止した。
ソフトバンクモバイルも同日、公式サイトで同様の行為を禁止するガイドラインの徹底やサイトパトロールの強化、フィルタリングの改善などに務めると発表した。
警視庁はこのほど、両社の公式サイトとして開設されていた賭博サイトの運営会社社長らを常習賭博容疑で逮捕。利用者約2万7000人には、100人以上の未成年者が含まれていた。
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