米Googleは7月26日、WebブラウザChromeの安定版のアップデートとなるバージョン5.0.375.125をリリースし、複数の深刻な脆弱性を解決した。OSはLinux、Mac、Windowsに対応している。
Google Chrome Releasesのブログによると、Chrome 5.0.375.125では5件の脆弱性に対処した。このうち「コードレンダリングにおけるメモリ破損」「SVG処理におけるメモリ破損」など3件が高リスクに分類されている。また、US-CERTによると、攻撃者がこれら脆弱性を悪用すると、任意のコードを実行したり、重要情報を入手したりできてしまう恐れがある。
今回修正された5件の脆弱性のうち4件については、外部の研究者から情報が寄せられたもので、Googleはそれぞれの研究者に500ドルの報酬を支払った。
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