ソフトバンクは8月2日、経営再建中のウィルコムを直接支援するスポンサー契約を結んだ。ソフトバンクはウィルコムの現行PHS事業について、コスト削減に協力する間接的な支援で合意していたが、管財人から強い要請があり、直接支援を受諾した。
契約で、ソフトバンクはウィルコムに対し事業家管財人を派遣し、ウィルコムの事業運営と更生計画(負債410億円を6年間で返済)について必要な支援を行うことで合意した。
当初の再生計画では、ウィルコムからXGP事業を切り離してソフトバンクなどが出資する新会社に譲渡し、現行PHSは投資ファンドのアドバンテッジパートナーズの支援で継続することで合意。ソフトバンクはウィルコムに対し、ネットワークやカスタマーサポート運営の効率化などでコスト削減に協力するとしていた。
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