KDDIは、携帯端末向けARアプリ「セカイカメラ」を開発している頓智・(とんちドット)の第三者割当増資を8月5日付けで引き受け、4億4800万円を出資したと発表した。両社の関係を深め、セカイカメラの会員数の拡大や、会員向けビジネス展開を共同で進めるとしている。
KDDIはこれまで、セカイカメラのAndroid版をauのスマートフォン「IS01」に搭載したり、au携帯電話で使えるARアプリ「セカイカメラZOOM」を共同で開発するするなど、頓智・と協業してきた。
今後は、KDDIの課金プラットフォームを使ったゲームの課金や、広告ビジネスなどを推進。KDDIグループのコンテンツ調達力や研究開発力をAR事業に活用し、魅力的なサービス提供を推進するとしている。
普通の携帯で「セカイカメラ」――KDDIと頓智ドットがAR事業で連携
現実空間に魔物?――セカイカメラが向う“ARゲーム”の世界
競合他社との連携は“ARブラウザ”への第1歩――KDDI「実空間透視ケータイ」の未来Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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