電子書籍配信のスポマ、アプリ制作のかっぺ、ネットカフェ運営のテイツーは8月26日、漫画作品を募集し、優秀作をiPhone/iPadアプリ化する「漫画アプリ大賞」を創設したと発表した。「電子書籍市場をベースに、漫画の新たな活路を提供する」としている。
漫画作品を募集し、1次選考に残った5作品を、日本語や英語など5カ国語に翻訳。iPhone/iPadアプリ化し、有料配信する。作品を一部閲覧できる無料アプリも制作。アプリのダウンロード数や選考委員の評価をもとに順位を決定し、順位に応じた賞金を贈る。アプリの売り上げの10%は作家に還元する予定だ。
雑誌の休刊などに伴って、新人の登竜門や漫画家の活躍する場が減るなか、「電子書籍市場をベースに、漫画の新たな活路を提供する」としている。翻訳して配信することで、海外でのニーズも探る。
応募資格はプロアマ問わず、未発表のオリジナル作品であることが条件。英語などに翻訳するため、横書きのセリフが入ることも意識して作画する必要がある。応募締切りは10月10日。1次選考の結果は12月1日に、大賞は来年3月15日に発表する予定。
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