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総務省、「光の道」パブコメ提出者の名前を誤って公開

» 2010年09月09日 20時09分 公開
[ITmedia]

 総務省は9月9日、8日にWebサイトで公開した「光の道」構想に関するパブリックコメントをまとめたPDFファイルに、提出者535人(法人1件含む)の名前が含まれていたとし、Webサイトで謝罪した。現在はファイルごと削除している。

 「『光の道』構想に関する再意見募集の結果」(8日午後2時公開)というページからリンクを張っていた、提出意見をまとめた2種類のPDFファイルで、閲覧ソフトの「しおり」機能を使うと、提出者名が見える状態になっていた。

 8日午後7時半ごろに、外部からの問い合わせで発覚し、すぐにファイルから名前を削除。その後、ファイルそのものを削除した。9日に経緯をWebサイトで報告。関係者に報告・謝罪を行っているという。

 今後は、公開する文書に個人情報が含まれていないかを再確認するなど、「厳重かつ適正な管理を徹底する」としている。

 光の道構想は、2015年までに国内の4900万世帯にブロードバンドを普及させるというアイデアで、原口一博総務大臣が提唱している。

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