米McAfeeは10月13日、世界の中堅企業のセキュリティに関する調査報告を発表し、ネットワーク攻撃やシステム攻撃に遭ったという中堅企業が増えていると報告した。
それによると、世界の中堅企業の半数以上が過去1年のセキュリティ問題は前年に比べて増加したと回答し、40%が情報流出に見舞われたことがあると答えた。深刻な情報流出が起きれば、経営が破たんする可能性もあるという回答は75%に上った。
自分の会社が悪意ある攻撃の標的になることを懸念する回答は83%、悪意のない不注意によるセキュリティ問題が心配だという回答は88%を占めた。51%は実際に攻撃を経験したと答え、そのうちの16%は復旧に1週間以上費やしたと報告している。具体的な被害は「情報流出」が最多だった。
被害額(米ドル換算)が2万5000ドルを超えた企業は5%に上る。そのうち25%を中国が占め、以下はフランス(14%)、インド(11%)の順だった。
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