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Adobe、Flash Media ServerとAndroid向けFlashの最新版を公開

» 2010年11月10日 08時01分 公開
[ITmedia]

 米Adobe Systemsは11月9日、Flash Media Server(FMS)の更新版を公開し、深刻な脆弱性に対処した。Android OS向けのFlash Playerの更新版も併せて公開した。

 FMSの脆弱性は、WindowsとLinux向けのFMS 4.0/3.5.3/3.0.6までのバージョンに存在する。攻撃者がこの問題を悪用すると、システム上で悪質なコードを実行できてしまう恐れがあるという。危険度は最も高い「critical」となっている。

 同社は最新版となるFMS 4.0.1/3.5.5/3.0.7でこの問題を解決し、ユーザーに更新を促している。

 一方、Android向けのFlash Playerの最新版「10.1.105.6」では、多数の深刻な脆弱性を解決した。最新版は端末からAndroid Marketplaceにアクセスして入手できる。これら脆弱性は、Windows、Mac、Linux、Solaris向けのFlash Playerでは11月4日付の更新で解決済みとなっている。

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