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SSJ、統合業務パッケージを中小企業向けにSaaS化

» 2010年11月18日 21時35分 公開
[石森将文,ITmedia]

 エス・エス・ジェイ(以下、SSJ)は11月18日、経営基盤ソリューション「SuperStream-NX」のSaaS対応版を2011年2月から提供開始すると発表した。

 SuperStream-NX自体は、既に2009年から提供されているが、今回はその基本機能をSaaS化し、ユーザーに提供する。具体的には統合会計(財務会計、管理会計、支払管理、債権管理、経費精算)機能と、GL(財務会計、管理会計)機能を利用できる。SSJではSaaS対応版について、主に年商100億円未満の企業をユーザーとして想定している。なお年商1000億円未満の企業にはオンプレミス版を、年商1000億円以上の企業にはSuperStream-NXのエンジンそのものを提供する形で、中小企業から中堅・大企業まで対応する。

 (基本機能をノンカスタマイズで利用するという)SaaSの性質上、短期間(約30日)で導入可能だという。また必然的に、今後IFRS対応などを図る際にも、ソフトウェアのアップグレードをする必要はない。

 SaaS対応版については、東芝ソリューションや日立情報システムズなど国内12社のパートナー企業が窓口となり、販売活動を行う。提供基盤となるデータセンターも、パートナー企業が運営する。SSJでは今後5年間で、中小企業や成長企業を中心に2000社への導入を図る。オンプレミス型を合わせたSuperStream全体としては、2015年までに累計1万社への導入を目指すという。

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